ライブハウスの料金相場はいくら? チケットノルマやホールレンタルなど料金システムについて解説

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ライブハウスの料金相場はいくら? チケットノルマやホールレンタルなど料金システムについて解説

ライブに参加したい、ライブイベントを主催したいという時にどれぐらいお金がかかるのかというのは気になる所ですね。

今回はライブに出演する、イベントを開催するにあたって発生するライブハウスや会場の料金システムについて解説します。

 

 

1.チケットノルマとホールレンタルとは?ライブハウスの料金システム

最初に、ライブハウスの料金システムでよくある「チケットノルマ制」と「ホールレンタル」についてご説明します。

 

 

(1)チケットノルマ

チケットノルマ制とは、イベント開催にあたって、出演者自身が決められた枚数のチケットを販売する制度です。

ノルマの数はイベントによって異なりますが、大抵は主催者側が相場に沿って設定しています。

ノルマを達成できれば出演者に金銭的な負担は発生しないものの、未達成だった場合には不足分を主催者に支払う必要があり、実質的には出演者側に課せられるノルマと言うこともできます。

反面、ノルマ以上のチケットを売ることができれば逆に収入を得ることもできる「チャージバック」を導入しているケースも多く見られます。

 

1.チャージバックとは

チャージバックとは、出演者が課せられた枚数以上のチケットを販売した場合、枚数に応じた金額を受け取ることができる仕組みです。

受け取れる金額はイベントによってまちまちで、チケットの値段をそのまま貰えるものもあれば「チャージバック率」が設定されていることもあります。

 

▶️チャージバックの計算方法

(売上合計金額) - (ノルマの合計金額) × (チャージバック率) = チャージバック金額

 

「チケット:2,000円、ノルマ15枚、チャージバック率50%」の条件で30枚販売した場合は、

2,000円 × 30枚 - 2,000円 × 15枚 × 0.5 = 15,000円

となります。

 

(2)ホールレンタル

ホールレンタルでのイベントは、ライブハウス等の会場に使用料を支払ってイベントを開催する仕組みです。

簡単に言えば、会場のレンタル費用ということになります。

こちらの料金も条件や会場によってまちまちですが、機材の使用料や会場スタッフの稼働料も含まれていることが多く、チケットノルマに設定されている金額と比べれば大幅に高額になります。

実際は、主催者が負担したホールレンタル費用をもとにチケットノルマが算出されるという構造も多いようです。

 

2.チケットノルマとホールレンタル、それぞれどんな場合に利用されるのか

次に、チケットノルマとホールレンタルがどのような場合に利用されるかについてお話しします。

 

(1)チケットノルマでイベントに参加するケース

チケットノルマはバンドや弾き語りなどでライブに参加したい出演者に利用されます。

「ライブを足がかりに有名になりたい」「面倒な運営は主催者に任せて、気楽に趣味で演奏したい」などの様々な理由でライブを行いたいバンドマン達が、比較的低コストで出演できるのがチケットノルマ制の特長です。

 

(2)ホールレンタルでイベントを開催するケース

ホールレンタルはイベントを仲間や自分自身で企画する際に利用されます。

ライブハウスの企画ではなくイベント主催者がいる場合、大抵は主催者が交渉して会場を押さえる形になっています。

 

3.ライブ会場を借りる時の料金相場について!ノルマとレンタルそれぞれ解説

続いて、ライブを行う時の料金相場についてのお話です。

ライブ会場の料金は地域や収容人数、イベントの内容によって大きく変わります。

以下の情報は参考程度に、実際に利用する場合は各店舗まで問い合わせてみてください。

 

(1)チケットノルマの料金相場

・料金:1,500円 〜 2,500円 程度
・ノルマ:10枚 〜 20枚 程度
(弾き語り等ソロ出演の場合は10枚程度の場合あり)

チケットノルマ制のイベントの場合、出演者単位で見ると数千円〜5万円までと大きく幅があることがわかります。

主催者の方針や企画の性格によって変わってくることはもちろんですが、枚数で見ると1バンドで15枚前後が目安となるでしょう。

 

(2)ホールレンタルの料金相場

・料金:10万円 〜 25万円 程度
(収容人数100名の会場の場合)

ホールレンタルの料金相場は前述のとおり、キャパや立地、条件に応じて大きく変わります。

また、会場の設備などもお店によって様々で、レンタル費用が安くても機材を別途用意しないといけない場合や、逆に少し割高でも運営のサポートが手厚く金額以上の価値を感じられるということもあり得ます。

ホールレンタルをする場合は、料金だけで判断せず実際に足を運んだり問い合わせてみることをおすすめします。

 

▶️参考情報:大阪のおすすめ会場については、以下の記事をご覧ください。

小規模〜中規模ライブにおすすめ!大阪のキャパ100ライブハウス、会場を紹介

 

4.【小ネタ】ノルマがきつい…イベントを主催すればチケットノルマから解放される?

チケットノルマについてお話ししてきましたが、「チケットノルマがきつい」と感じている人も少なくありません。

ノルマが達成できず、料金が負担になっているというバンドの話もよく聞く話です。

とはいえ、ホールレンタルはオーガナイザーじゃないとできないというわけではありません。

ライブハウス側との交渉、参加者やスケジュールの調整、問い合わせの対応、チケット代の管理などやるべきことは多いですが、出演バンド自らが主催者でもある企画イベントも珍しくありません。

活動の始めはチケットノルマ制でライブそのものに慣れていき、ある程度見込みができてきたら自身での企画に挑戦してみるのもいいかもしれません。

 

▶️北新地CRCのレンタルプランについてはこちら

北新地CRC「貸切・レンタルプラン」

 
イベントを主催する側になると集客についても意識することになります。集客について考える記事も公開中ですので、よろしければご覧ください。
 

▶️参考:イベントの集客方法についての記事はこちら
DJイベントの集客方法について!イベントのスタンスを見直してみる

 

5.まとめ

ライブハウスの料金相場についての解説でした。

本記事ではチケットノルマやホールレンタルについて、主にライブハウスを例にとってご紹介しましたが、DJイベントやレンタルスペース等の会場選びにも通じるお話です。

以下はそれぞれの関連記事ですので、お悩みの方はぜひご覧ください。

 

▶️参考情報:ライブハウスやクラブ、イベントスペースの違いについては、以下の記事をご覧ください。

イベントスペースとクラブ・ライブハウスの違いは?音楽イベントができる会場について

 

▶️大阪市内でおすすめのレンタル会場については、以下の記事をご覧ください。

大阪市内でDJイベントを開催!格安で貸切可能なレンタル会場を紹介

 

最後にこの記事の内容についてまとめておきます。

  • ライブ会場の利用料金はチケットノルマ制やホールレンタル制
  • 料金相場は地域や条件で異なる
  • 自分で企画してみるのもおすすめ

 

お読みいただきありがとうございました。

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