関西の音楽シーンは非常に活発で、特に大阪にはライブハウスなどの会場が無数にあります。
ライブイベントを開催する時に、あまりの選択肢が多さに悩んだ経験があるという人も多いはず。
この記事では、100人前後の中小規模でのライブイベントを企画している方に向け、大阪で人気のエリアキタ・ミナミを中心におすすめのライブ会場をご紹介します。
▶️参考:イベントの集客についてお悩みの方は、以下の参考記事をご覧ください
Contents
1.大阪でおすすめのライブハウスってどんなの?
大阪でおすすめのライブハウスは?というのは非常に難しい質問です。
冒頭でお話しした通りライブ会場の数自体が多いのも理由の1つですが、主催者・出演者側が重視する点がそれぞれ異なるというのがその大きな理由です。
イベントのジャンルやどの年代のお客さんが多いかでもマッチするライブハウスは変わってくるので、「どんな場合でもここがオススメです!」というように答えることはできません。
▶️参考情報:ライブハウスやクラブ、イベントスペースの違いについては、以下の記事をご覧ください。
それでもお悩みの方の指針になるように、会場を選ぶ際のポイントから考えていきます。
(1)会場選びのポイント
設備、機材
設備や機材の充実具合は重要なポイントです。同じアーティストの演奏でも、音響や照明設備によって別物のように感じることがあります。
また、ドラムセットやピアノなどの楽器の設置状況もチェックしましょう。
アクセス
利用しやすい場所にあるかどうかは動員にも関わります。
駅からなるべく近ければ出演者にも観客にも親切ですし、飲食店が多いエリアならライブ後の打ち上げ会場への移動もスムーズです。
料金
利用料金は安く済むに越したことはありません。
チケットノルマ制や時間貸しなど、会場によって設定しているプランは異なるのでイベントに合ったものを選ぶようにしましょう。
▶️参考情報:ライブハウスの料金システムについては、以下の記事をご覧ください。
その他
他にも譲れないポイントはそれぞれあるかと思います。
たとえば好きなアーティストが出演していたライブハウスでやりたい等、思い入れがある場所でステージに立つのは得難い体験になるでしょう。
上に挙げた条件を含め、より希望に沿った会場を探してみてください。
(2)「ライブハウス」に限定する必要はない
ライブイベントの会場として候補の筆頭にあがるのはライブハウスですが、「(1)会場選びのポイント」の条件に当てはまるのはライブハウスに限りません。
ライブバーをはじめ演奏可能な飲食店もありますし、音楽イベント向けに充実した設備をもったイベントスペースも増えています。
バンド演奏が中心のものからアコースティック、DJプレイやパフォーマンスをするものなどイベントにも多種多様な形があるのは関西ライブシーンの魅力の1つ。
会場の営業形態にこだわる必要はなく、条件やお店の雰囲気もあわせてやりたいイベントが実現できる会場を選ぶのが1番です。
▶️DJイベントの会場選びおすすめ会場については、それぞれ以下の記事をご覧ください。
以上を踏まえ、以下では大阪キタ・ミナミのエリアに分けて収容人数100人前後のライブ会場をご紹介します。
2.大阪キタ(梅田・新大阪・北新地)エリアのキャパ100ライブ会場
※以下に掲載する情報は2023年6月現在の参考情報です。料金など詳細は各店舗までお問い合わせください。
(1)北新地CRC -COMMUNICATION ROCK CITY-
・所在地:大阪市北区曽根崎新地1-7-3北新地プラザビル3F
・収容人数:スタンディング80人/着席38人
・店舗URL:https://com-rock-city.com/
CRC(COMMUNICATION ROCK CITY)は北新地本通り沿いにある着席38人、スタンディング80人のライブ・イベントスペース。
過去の開催イベントでは芸能人も多数出演しており、トップレベルの音響・照明・映像機材が利用可能。イベント営業の他にもバー営業・ポールダンス営業と幅広い表現形態に対応でき、テーブル席や椅子の設置などもイベントに応じて様々な相談が可能です。
▶️北新地CRCのレンタルプランについてはこちら
(2)梅田HARDRAIN
・所在地:大阪府大阪市北区兎我野町3-19 兎我野ビルB1
・収容人数:100人
・店舗URL:https://com-rock-city.com/
梅田兎我野町のライヴハウス「ハードレイン」。
90年代から営業する、さまざまなジャンルのアーティストがステージに立ってきた会場です。生の「音」や「空気」に間近で触れられる、ライブハウスならではの魅力が感じられます。
(3)RAW TRACKS
・所在地:大阪市北区天満1-6-8 六甲天満ビルB1
・収容人数:最大105席以上(Box席込)
・店舗URL:http://www.rawtracks.jp/
天満にある造幣局近くのライブホール「RAW TRACKS」。テーブル席の設置があり落ち着いて演奏を楽しめます。
バーカウンターにモニターの設置があり、少し離れて演奏の様子を見ることもできるそう。フード付きの打ち上げプランも用意されているので、演奏後にそのまま利用できるのも良いですね。
(4)LIVE HOUSE Rumio
・所在地:大阪府大阪市北区西天満6-2-14マッセ梅田ビル2号館B1-5
・収容人数:150人
・店舗URL:https://rumio.jp/
大阪天満宮、南森町駅近くの「Rumio」は最新鋭の舞台機構を備えたエンターテイメントライブホールです。
キャパは最大150人ほど、椅子席を設置しても90席とゆったり利用できますね。学割やワンマン割引などホールの使用料についても気を配っていてわかりやすいのは嬉しいところです。
(5)梅田Always
・所在地:大阪府大阪市北区野崎町6−8-7F
・収容人数:最大120名
・店舗URL:http://www.always-live.info/
東梅田、扇町の中間に位置する「Always」。ジャンルを問わず出演者を募集しています。
フードの提供もあり、客席の設置やチャージバック制などレンタル時の各種相談もできるとのことなので、イベントのイメージが定まっていれば相談してみましょう。
3.大阪ミナミ(なんば・心斎橋・日本橋)エリアのキャパ100ライブ会場
※以下に掲載する情報は2023年6月現在の参考情報です。料金など詳細は各店舗までお問い合わせください。
(1)難波Mele
・所在地:大阪市浪速区元町1-2-2井上難波ビルB1F
・収容人数:180人
・店舗URL:http://namba-mele.com/
大阪難波駅を出てすぐにある難波Mele(メレ)(旧:Cafe BLUE)は2023年で30周年を迎えるライブハウス。
ハードロックやメタルを中心に、様々なアーティストが全国ツアーの大阪会場に選んでいることでも知られています。コアな音楽ファンに向けたライブイベントにおすすめ。
(2)難波BEARS
・所在地:大阪府大阪市浪速区難波中3丁目14−5 新日本難波ビル B1
・収容人数:100人
・店舗URL:https://namba-bears.main.jp/contact.html
アンダーグラウンドな雰囲気漂う難波「ベアーズ」。
ジャンルは問わず“今の音楽シーンから完全にはみ出した表現者、唯一無二のものを表現したい人、かっこいいこと、面白いことをやりたい人”を受け入れる度量のあるライブハウスで、ホールレンタルはもちろん持ち込み企画や通常ブッキングも募集しています。
(3)心斎橋火影
・所在地:大阪市中央区西心斎橋2-9-36 カサドマートビルB1F/B2F
・収容人数:80〜120人
・店舗URL:http://musicbarhokage.net/
BAR&SHOW SPACE「HOKAGE」は心斎橋アメリカ村の中心にあるライブハウスです。
ステージレスのオールフラットタイプの会場は、他では見られないアーティストとオーディエンスの一体感を味わうことができるでしょう。バンド演奏のほか、ギャラリーやミニシアターとしての利用も可能です。
(4)大阪緑橋戦国大統領
・所在地:大阪府大阪市 東成区中本1-11-14 100号 ギャレ緑橋BF1
・収容人数:スタンディング時120名
・店舗URL:http://sengokudaitouryou.com/
大阪METRO 緑橋駅徒歩0分の「戦国大統領」。
公式サイトには“骨太爆音サウンドを楽しめる空間です。”と記載がある通り、スケジュールには独特の熱量を感じるイベントがずらりと並びます。ハードな空気を纏った内装も見所の1つ。刺さる人には深く突き刺さるライブハウスです。
(5)なんば紅鶴
・所在地:大阪府大阪市中央区千日前 2-3-9レジャービル味園 2F
・収容人数:最大70席(通常セッティング時50席)、スタンディング時120人
・店舗URL:http://benitsuru.net/
レジャービル味園にあるライブシアター「紅鶴」。
トークライブやお笑い、アイドルイベントなどを数多く行っている関西サブカルチャーの発信地。上映会などまさにシアターとしての利用や、トーク形式が開催イベントの中心になっているので、音楽イベントについての利用はお店までお問い合わせを。
▶️関連記事:100人規模のレンタルスペースについては、以下の記事をご覧ください。
4.まとめ
中小規模のライブイベントにおすすめ、大阪のライブ会場紹介でした。開催の参考になれば幸いです。
この記事で紹介した以外にも、大阪には素晴らしいライブハウス・会場がまだまだあるので、ぜひ探してみてください!